「みやぎ森林保全推進協定」の締結 

「みやぎ森林保全推進協定」の締結 

宮城労山は令和2年3月24日付けで、宮城県と「みやぎ森林保全推進協定」を5年間の期間を定めて、締結しました。

Q1:簡単に、「我々、労山会員の活動内容とは?」

登山活動中(登山・ハイキング・岩登り・沢登り・山スキーなど)に、森林 被害と思われる状況を発見した場合に最寄りの地方振興事務所にその状況を 通報する協力活動を指します。
※推進協定団体なので、「協力員」のように、腕章着用や車両ステッカーを車に装備して行う巡回行為は認められていません。

Q2:県が想定している森林被害とは?

(1)森林損傷・・・・・・違法開発、多くの倒木 など⇒地方振興事務所に連絡
(2)森林汚染・・・・・・不法投棄 など⇒保健所(または地方振興事務所)
(3)森林火災・・・・・・山火事      ⇒即、「119番」に電話連絡
(4)森林の病中獣被害・・まとまった本数の枯損など ⇒ 地方振興事務所
(5)山の傾斜に亀裂発生、林地斜面の崩壊など ⇒ 地方振興事務所

Q3:説明講習会への参加

毎年2月に「みやぎ森林保全推進活動研修会」が県主催で開催されており、推進マニュアルの改定や最近の森林被害の状況、相互の意見交換が実施されています。

【一言】
労山の自然保護憲章には、「登山活動を通して、自然を見る目をやしない、自然の変化をとらえ、山と地球規模の環境保全に寄与します。」と、あります。
登山の最中に森林被害を身近かで発見する機会は大いにありえます。
「山ん人」ならではのメリットを生かして、宮城の自然を守って行きましょう!