初級 沢登り教室 (新滝沢)報告

初級 沢登り教室 (新滝沢)報告
日付 :2022年8月7日(日)
ルート:澄川ゲート前駐車場→蔵王古道→地蔵滝上部へ下降→新滝沢遡行→澄川ゲート前駐車場
    開校8:45→出発前講習→出発10:15→入渓→14:50遡行終了→15:00閉校

県連沢登り教室はコロナ禍のため、2年続けて会員限定企画となっていたが3年ぶりに一般参加者を迎えての開催となった。当日は薄曇りのなか8:45準備運動と出発前講習で始まった。
出発前講習では、ロープワークとしてクローブヒッチ、ムンターヒッチを学び、駐車場近くの斜面を利用して懸垂下降の手順をおさらいした。その後、蔵王古道を500mほど下って、地蔵滝上部より入渓した。
新滝沢は澄川スキー場周辺を流域とし、澄川に流れ込む支流で中央部に地蔵滝を要する。今回は初級沢登り教室のため、落差40mの地蔵滝上部からのスタートとした。それでもこの区間は小滝が連続し、ホールドもしっかりしているため初級者には沢登りの楽しさを十分味わえるコースである。
今回は24名での同時行動のため、ルート工作班6名が先行して沢への下降ポイントや滝登りのロープセットをおこない参加者の安全確保を最優先とした。大所帯の沢登りで時間はかかったが事故や怪我もなく実施できたことに参加者全員に感謝したい。また、この教室を機にさらに沢登りに興味を膨らませて自然の中で楽しんでもらいたいと思う。

  

  

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